
冬のリビング、エアコンで暖かい室内も、「何となく寒い」「足下が冷える」「廊下やトイレは寒い」と感じることはないでしょうか。
この温度差は、暮らしの快適性を損ねるだけではなく、ご家族の健康にも影響を及ぼします。
そんな、家の中の温度差を少なくするには、住まいの気密・断熱性能を高めることが大切なのです。
温熱環境
快適・健康・経済的な HEAT20 G2の家
オリナスは、一年中快適に暮らせること、家族の健康を守ること、そして長期的に見て経済的であることを大切に考えています。そのため、高い断熱性能を持つ HEAT20 G2グレード(断熱等級6)を標準仕様としています。
2025年4月には断熱等級4、2030年には断熱等級5の義務化が決定。オリナスの家は、その未来の基準をさらに上回る性能を確保。
HEAT20 G2とは、「室温が概ね13℃を下回らない」(15℃未満になる割合は約15%)という高断熱住宅のことです。さらに、暖房エネルギーの削減率は約55%(平成28年省エネ基準の家と比較)と、大幅な省エネも実現します。
高気密が実現する快適な室内環境
住まいには見えない隙間が存在しています。隙間が多いと、いくら暖房や冷房を行っても漏れてしまい、快適な室内環境を保つことができません。
したがって、住まいの気密性は重要なポイントになります。気密性能はC値( 相当隙間面積)として数値化されており、数値が小さいほど隙間が少なく、気密性にすぐれていることを示します。
オリナス建築設計の建物では、実測C値が0.5を下回ります※。一邸一邸、気密測定を行い性能報告書にてご確認いただいています。
※2023年以降新仕様での測定実績
温度差の少ない快適な室内環境
気密・断熱性に優れた家は、部屋間の温度差が少ないだけでなく、室内の上下の温度差も抑えられることが実証されています。特に小さなお子様は大人より床に近いぶん、室内に温度差があると体感温度が低くなりがち。家族みんなが快適で健康に暮らすためには、家のどこにいても温度差の少ない環境が大切です。オリナスの家なら、暖房が効いたリビングでも足元が冷えることなく、吹き抜けや高天井のある空間でも暖房効率を心配する必要はありません。
トータルの負担額は一般住宅と同じ
高断熱・高気密な住宅は、外気の影響を受けにくく、冷暖房効率が高いため、光熱費を大幅に抑えられます。そのため、建築費は一般的な住宅より高くなりますが、住宅ローンの返済額と光熱費を合わせた月々の支払いは、一般的な住宅とほぼ同じ。オリナスでは、コストバランスに優れ、より快適で健康的に暮らせる高断熱・高気密住宅を推奨しています。

35年無結露保証で安心
高気密・高断熱の住宅は、湿気がこもりやすく、結露が発生しやすいという課題があります。オリナスの家では、水分を通しにくい硬質ウレタンフォームを断熱材に採用することで、湿気の侵入を防ぎ、断熱材内部の結露を抑制。一般的な瑕疵保証(10年間)では対象外となる断熱材内部の結露による劣化を、35年間保証※ します。
※保証対象は、壁パネル・屋根パネル・小屋パネルに使用している硬質ウレタンフォームとなります。
住まいと健康
温度差を減らしヒートショック対策
交通事故は年々減少傾向にある中で、家庭内の死亡事故は増加傾向にあり、特に寒い時期の入浴中の死亡事故が多く発生しています。その主な原因は、入浴時の急激な温度変化によって、血圧や脈拍が変動する「ヒートショック」が起こり、心筋梗塞や脳出血、脳梗塞などを引き起こしたものと考えられています。断熱性の高い家は、冬でも居室と脱衣室やトイレとの温度差が少ないため、突然死のリスクと言えるヒートショックにも安心です。