ウィリアム・モリスの壁紙デザイン~時代を超えて愛される美しさ~
インテリアの世界で長年愛され続けているデザイナー、ウィリアム・モリス。
彼のデザインは、日本でも以前からインテリア好きの間で人気がありましたが、近年ではSNSでの投稿が増え、さらに注目を集めています。
ウィリアム・モリスのデザインの特徴は、一見シンプルな模様に見えても、植物や動物が繊細な曲線で描かれ、パターンが美しく繰り返されていることです。
今回は、特に人気の高い3つの代表的なデザインをご紹介します。
1. いちご泥棒(Strawberry Thief)
「いちごをついばむ小鳥」がモチーフになっており、その愛らしい表情が魅力的なデザインです。
植物の曲線と調和するように描かれた小鳥が、どこか物語の一場面を思わせます。
クラシックな雰囲気がありながら、ナチュラルインテリアとも相性が良い壁紙です。
画像引用:Lilycolor
2. 柳の枝(Willow Bough)
風にそよぐ柳の枝が斜めのラインで繊細に描かれたデザイン。
モリスの作品の中では比較的シンプルですが、その洗練された美しさが人気の理由です。
ナチュラルテイストのインテリアや、和風モダンのお部屋にも馴染みます。
画像引用:Lilycolor
3. マリーゴールド(Marigold)
葉とマリーゴールドの花が交差しながら描かれた、繊細で上品なデザイン。
モリスの他の作品と比べて模様が小さめなので、広い面積に使っても主張しすぎず、落ち着いた空間を演出できます。
画像引用:Lilycolor
ウィリアム・モリスのデザインを取り入れたインテリア
モリスのデザインは、壁紙だけでなく、カーテン、クッション、床材などさまざまなインテリアアイテムに展開されています。
豊富なカラーバリエーションがあるため、ナチュラルからシックまで、どんなお部屋にも合わせやすいのが魅力です。
また、100円ショップのSeria(セリア)でも、ウィリアム・モリス風デザインのアイテムが販売されており、手軽に取り入れられると話題になっています。
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インテリアに芸術的な美しさをプラスしたい方は、ぜひウィリアム・モリスのデザインを取り入れてみてください!
設計部 荒井
-ORINAS MAGAZINE 2024年12月号より-