この地域で暮らす
こたえがある

お家日記~外壁(サイディング)の汚れを自分で洗浄してみました~

設計の金岡です。
先日、とあるオーナー様からこのようなご相談をいただきました。

「お風呂の換気扇周りの外壁が汚れて来たんですが、どうしたらいいですか?何か対処する方法はありますか?」

せっかくのマイホーム、外壁の汚れは気になりますよね。今回は、私が自宅で実践した「外壁洗浄」の様子をお届けします。

サイディングの「セルフクリーニング機能」と汚れの原因

現在、多くの住宅で使われている外壁材「サイディング」には、太陽の光(紫外線)で汚れを分解したり、雨水で汚れを洗い流したりする「セルフクリーニング機能」が備わっています。

しかし、以下のような条件下では、どうしても汚れが付着しやすくなります。

  • 日当たり: 北面や東面、隣家との距離が近く日が当たりにくい場所
  • 環境: 周辺に田んぼがある、植栽が多い(カビやコケが繁殖しやすい)
  • 設備: キッチンや浴室の換気扇周り(油や湿気の影響)

我が家の外壁も掃除してみました!

実は我が家も東面にお風呂の換気扇フードがあり、周りの外壁の黒ずみ汚れが前から気になっていました💦

真夏や真冬の掃除は大変なので、オーナー様からのお声もあり、気候の良いこの時期に自分で洗浄してみることにしました。

掃除に使用するのは「中性洗剤」と「ブラシ」
特別な道具は使わず、以下の手順で行いました。

  • バケツに台所用中性洗剤を入れて泡立てる
  • ブラシにつけて、汚れた部分を擦る
  • 最後に水でしっかり洗い流す

この日は、焼肉をした後の外遊びの延長で、次男も手伝ってくれました! 踏み台が低かったため、フード付近の高い所は少し汚れが残ってしまいましたが、全体的にかなりキレイになったと思います✨

約1時間掃除した結果がこちら!

外壁掃除をする際の注意点

ご自身で掃除をされる際は、以下の点にご注意ください。

  • 近隣への配慮: 風が強い日は、洗剤や水が周辺に飛び散る恐れがあります。
  • 安全第一: 脚立等に乗っての高所作業には十分に注意してください。

無理な高所作業や、ブラシで落ちない頑固な汚れ、2階部分の外壁については、無理せずプロの業者さんに依頼することをおすすめします。 メンテナンスの参考になれば幸いです。