設計の吉田です！
普段お客様とのお打合せの際はいくつかの提案資料を準備しています。
今回はその中でもとても重要なメインとなるプランの図面をどうやって作成しているのかご紹介させていただきます。

資料のベースとなるプランはヒアリング、敷地周辺の状況を踏まえて考えていきます。
その時にはこのパターンではどうなるかなど様々なプランを検討し、最終的にどのプランで行くかを決めます。
下の写真にも検討の片鱗が見えますね。

プランが決まれば資料の準備に取り掛かっていきます。
私がその時に考えているのが、どうすれば喜んでいただけるか、どうすれば目を引くことができるかを常に考えています。
まず最初に下書きと全体的な配置をバランスを見て決めていきます。
この段階ではいくつかの空白を作って大まかなパース(立体的なイメージイラスト)の配置を頭の中で考えています。

次にこの下書きにプラン作成の際に考えたポイントやパースを描いていきます。
下書き段階で作っていた空白部分にきれいに納まりました！

建物全体のイメージを知っていただくため外観や内観のパースを描くようにしています。
内観にはプランでこだわったところや推しポイントのパースを優先して描いてしまう傾向があります、、

最後に色付けを行っていきます！
主にコピックというもので色付けを行っているのですが、最近はそれにプラスして色鉛筆も併用して使っています。
ちょっとした模様であったり表現的に主張を抑えたい時に使ってます。
こうやって完成したのがこちらになります。

まだまだ練習中ではありますが、お客様に喜んでもらえるようにこれからも提案資料の1つとして描き続けたいと思います。