「エアコン我慢」とさようなら!超高気密住宅を支える換気の力
こんにちは、工務の松上です。
「電気代節約のため、ついエアコンを付けるのを我慢してしまう…」
そんな経験はありませんか?
今回は、そんなお悩みを解決する当社の家づくりと、その快適さに欠かせない「換気システム」の施工風景をご紹介します。
まるで魔法瓶!スーパーウォール工法の家
オリナスの家は、スーパーウォール(SW)工法を採用しています。
これは、高性能な断熱材ですっぽりと家全体を覆うことで、まるで魔法瓶のように冬の暖かさを、そしてクーラーボックスのように夏の涼しさを保つことができる工法です。
SW工法の秘密は、湿気や経年劣化に強く、長期にわたって高い断熱性能を維持できる断熱材にあります。
これにより、外の暑さや寒さが家の中に影響しにくく、一年中、少しの冷暖房で快適な室温を維持できます。「エアコン我慢」とは無縁の暮らしが実現します。
高性能な家だからこそ「計画換気」が重要
気密性が高く、快適な温度を保てる高性能な家だからこそ、とても重要になるのが 「計画的な換気」です。しっかりと空気を入れ替えないと、よどんだ空気がこもってしまいます。
オリナスで採用している、LIXILの全熱交換型換気システム「エコエア90」は、SW工法と組み合わせることで、その性能を最大限に引き出すことができます。
室温を快適に保つ「エコエア90」の仕組み
写真をご覧ください。これは天井を張る前の、施工中の様子で、各部屋へと繋がるダクトが見えています。このダクトを通して、常にきれいな空気が家全体に届けられます。
この「エコエア90」は熱交換という仕組みを使って換気します。
一般的な住宅で多い第3種換気(自然吸気)は、シンプルに外の空気をそのまま取り込みます。つまり、夏は熱い空気が、冬は冷たい空気が直接入ってきてしまい、せっかく快適にした室温がリセットされてしまうんです。
一方、「エコエア90」は、汚れた空気を外に排出する際に、その空気が持つ熱(冬なら暖かさ、夏なら涼しさ)を回収し、新しく取り込む空気に移してから室内に届けてくれます。
これにより、換気をしても室温が変化しにくく、冷暖房の負担を大きく減らすことができるのです。
見えなくなる部分にこそ、お客様の快適な暮らしを支える大切な技術が詰まっています。
私たちオリナスは、その性能を最大限に引き出すため、一つひとつの工程を丁寧に、確実につくり上げています。