この地域で暮らす
こたえがある

ORINAS建築設計がこだわり続け使用している、地元和歌山の無垢材(天然の木)「紀州材」をご紹介致します。 私たちが暮らす和歌山が、古来から木の神様が住む国「紀州・木の国」と呼ばれている事はご存知でしょうか?

日本書紀に記された「木の神様」がここ和歌山に祀られていることからも分かるように、古くから和歌山は良質な木材の産地として全国的に有名です。 他地域の木材にはない紀州材独特の美しさ、香り、そして強度を兼ね備えていることから、全国の住宅会社でも数多く採用されているほど。

また、木材には人間に似た特徴があることでも知られています。 伐採された後も、人と同じように呼吸をする性質があったり、生まれ育った環境に適した品質に成長します。 地元の木を家に使うことにより、家を建てた後も木がイキイキと呼吸をし、結果的に住まう人にとって気持ちいい空間が出来上がるのです。

私たちORINAS建築設計は、紀州材を全ての家に使用しています。 先の品質と特性を活かすため、というのも勿論ですが、親子代々に渡り脈々と森を守り、手塩にかけて紀州材を育てている和歌山の林業に携わる方々の想いは、 ORINAS建築設計の家づくりの素材として相応しいと考えているためでもあります。

紀州材の特徴

POINT 1

強度・耐久性に優れる特性

古くから紀州材には強さ(粘り強さ)があると言われていました。現代の試験研究からも曲げや圧縮、せん断といった強度値が全国の基準値を上回ることが証明されています。更に、目合いが良く狂いが少ないことや、色合いの良さなども特長です。素晴らしい強度と特性を合わせ持つ紀州材を全ての家で使用しています。

POINT 2

地元の暮らしに馴染む木材

自然の木は、木材として加工された後も湿気を吸ったり吐いたりしながら、環境に適した品質に成長する活きた素材と言われます。和歌山で産まれ育った紀州材は、家の構造材として活かされながら、住まいの安全安心を支えてくれます。

POINT 3

地産地消によるサステナビリティ

地元和歌山の紀州材を活用することは、サステナビリティの観点からも非常に重要です。健全な森林の保全により土砂災害を防ぐ役割や、輸送コストを抑えることによる環境負荷低減効果、更には紀州材の供給に携わる地域経済の活性化という側面もあります。